不幸な出来事 その時、今まで気づかなかったが、微かに白哉の声が聞こえた。 あっ、何だ、白哉お兄ちゃんも一緒なんだ。 だったら大丈夫だよねv 何が大丈夫なのか些か疑問だが、 二人で居るのならば特に変なことはないだろう。 二人で居るからこそ、変なことが起こる可能性大!なのだが、 そんな事は、遊子に分かるはずもない。 何かじゃれているのだろうと結論を出し、 返事を待たずに、ノックと同時に勢い良くドアを開けた。 果たして。 そこに広がっていたのは、突然開いたドアに飛び上がるほど驚き、 なんとか現状を取り繕うとしている一護の努力も空しく、 がっちりと白哉に取り押さえられ、耳掃除をされている一護の姿だった。 しかも、ベッドの上で壁に背をもたれさせて座っている白哉の足の間に、 すっぽりと納まるように座り、白哉の左腕に首を預けるように乗せて、 その右耳を差し出している一護だ。 見たくなかった。 自分だって白哉お兄ちゃんに耳掃除なんてして貰った事がないのに、 高校生にもなった一護お兄ちゃんが、 何故抱っこされて耳掃除をして貰っているのか・・・。 普通の男兄弟が、いい年をしてこんな事をするだろうか? いや、しない。断じてしない。 目に焼きついた悪夢のような光景は一生忘れられないと思いつつ、 目的だった電話の件を一護に伝えることなく、遊子はドアを閉めた。 後には、 悪夢のような一瞬にものも言えずに硬直している一護と、 一護の羞恥と遊子の衝撃などまったく意にも介さず、 続きを開始しようとしている白哉だけが取り残された。 END 拍手設置したいな〜と無謀にも思ってしまい、 それならお礼用の駄文を書かなければ失礼だよなーと思い、 何とか書きました。 でも、何個も書くのは難しいので、二話に分けちゃいました;;; 姑息ですが、何本もいっぺんには書けないのでお許し下さいませ(>_<) 2005.5.23 |